福井・池田町 人口2300人余りの小さな町
そこには、日本でも美味しい米にランク付けされてもおかしくないコシヒカリがある。
この小さな町は、もちろん過疎地でもある。
数十年後には消滅している町かもしれないのだけれど、人々は豊かに暮らしている。
この町の魅力は?
・・・・な~んにもない所なのかな?
あたり前があたり前すぎる所かな?
信号機も2個だけ、コンビニもなくて、平成30年に大手ドラッグストアのゲンキーができた!
これはすごい事なんだ!
でもゲンキーができたから、農協の店は店じまいするんだ・・・(笑)
池田町は小さな盆地で、お日様も登るのが遅くて、陰るのも早い!
温暖化だから、ちょっと涼しいくらいが美味しい米が生まれる原因かもしれない。
小さな盆地の周りには、ブナや楢の広葉樹が広がる山々があるから、伏流水も豊富。
北陸でも有数の超豪雪地帯だから、夏でもひんやり冷たい清流から田んぼに水を引ける!
ため池がないから、夏でも冷たい水を入れると、イネの根っこが涼しく元気に稲が育つんだ!
いつからだろうか。町全体が有機栽培で作ろうって運動が盛んになり、
今では米の栽培後半に殺虫剤をやる人が、ほとんど居なくなった。
有機と農林業の町、本当に豊かな場所になってきた。
動植物の絶滅危惧種も多く、貴重なレッドデータの宝庫となっている。
獣害との戦いは、今後益々激しさを増すが、
どこか世間から隔離されたこの土地は、
これからも美味しい作物を育んでくれる土地となるでしょう。
我が家の米を食べたら、どこか懐かしい田舎の風景を思い出してください。
真っ黒に日焼けした、おじいちゃんとおばあちゃんの姿を思い浮かべて食べて頂けると嬉しいです。
一俵懸命! それは、池田の自然が作り出した、のんびり優しいお米です。
一俵懸命! は、長尾農園が作るコシヒカリ。オリジナルブランドです。